target audience: TECH SUPPLIER  Publication date: Oct 2023 - Document type: Market Perspective - Doc  Document number: # JPJ49898623

2023年 国内ITサービス市場 準大手/中堅ベンダーのビジネス動向:収益性重視の成長戦略へ

By: 

  • Takuya Uemura Loading
  • Masaru Muramatsu Loading
  • Gentaro Yuki Loading

Content



Get More

When you purchase this document, the purchase price can be applied to the cost of an annual subscription, giving you access to more research for your investment.



Related Links

Abstract


本調査レポートは、国内ITサービス市場における準大手/中堅ベンダーのビジネス動向およびベンダー間の競合状況について、ベンダー各社に対して行った調査や、多様なリソースから収集した情報を総合し、定性的/定量的に分析した結果をまとめたものである。国内ITサービス市場における準大手/中堅ベンダーの2022年12月期または2023年3月期の国内ITサービス売上額を、IDCの定義に基づいて3つのサービスセグメント別/6つの産業分野別に推定し、各ベンダーの事業動向/ビジネス動向をプロフィールとして掲載している。

2022年度の準大手/中堅ベンダーでは、半導体/部材不足やSMB(Small and Medium-sized Business)の支出回復の遅れが徐々に改善し、既存システムの刷新/クラウド移行や、モダナイゼーションを含む企業のデジタルビジネス化に関連する案件の増加と範囲拡大によって増収となるベンダーが多く見られた。産業分野別では、製造業の投資回復に合わせ同分野向けサービス売上額は全社がプラス成長となった。

準大手/中堅ベンダーでは、事業ポートフォリオや経営資源の絶対規模の違いなどから、主要ベンダーと同様の成長戦略を取ることが最適とはならない場合が多い。準大手/中堅ベンダーが主要ベンダーと同等の利益水準を目指す上では、特定領域への集中や効率化といった従来の取り組みだけでは限界があり、デジタル技術を活用したサービスデリバリーの変革や、ソフトウェアアセットを基にした「aaS」プロバイダーへの変革といった、より本質的な変革が不可欠となる。「準大手/中堅サービスベンダーは、国内市場における自らの役割や存在意義を再定義した上で、その実現に向けた事業ポートフォリオの大規模な見直しやデリバリーの本質的な変革といった抜本的な取り組みを進めることが重要である」と、IDC Japan、Software & Servicesのグループマネージャーである植村 卓弥は述べている。



Coverage


Do you have questions about this document
or available subscriptions?